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ハロゲンフリーへの対応

試験管

専門機関で分析が可能

電気製品や電子部品・建材等にはプラスチックやゴムなどの素材が多く使われていますが、それらの材料は高熱にさらされると燃えやすいのが欠点です。そのためプラスチック等の素材を燃えにくくして火災を防ぐため、しばしばハロゲン化合物が難燃剤として使用されています。ハロゲン化合物を構成するフッ素や塩素・臭素・ヨウ素といったハロゲン元素は強い酸化力を持ち、自己消火性を発揮して素材が燃え上がるのを防いでくれるのです。火災の拡大を防止するにはこうした難燃剤も大いに役立ちますが、それらの素材は焼却処分する際にハロゲン元素が変化してダイオキシンなどの有害物質を生じます。健康被害や環境汚染が懸念されることから、プラスチックに含まれるハロゲン元素の量を規制するハロゲンフリーの動きが世界で広がっています。日本もその例外ではなく、プラスチックを含む製品を出荷するメーカーの側でもハロゲンフリーへの対応が求められているのです。自社製品にどれだけのハロゲン元素が含まれているのかを一般の企業が検証するのは困難ですが、ハロゲン分析を行っている専門機関なら可能です。分析機関では企業から依頼された試料を裁断・粉砕した上で高温に加熱し、発生したガスを吸い込ませた吸収液をイオンクロマトグラフ等の専用装置で分析します。ハロゲン分析によって試料中に含まれるハロゲン元素の量が基準値を上回っていないかどうかが判明するため、基準値以上と分析された場合は材料変更等の対応が可能になるのです。こうしたハロゲン分析を行う専門機関の多くはインターネットを通じて情報提供をしており、分析方法や使用する機械などもホームページで確認できます。専門機関を利用してハロゲン分析を実施すれば自社製品への信頼度も高まり、出荷に対する不安が解消されます。会社案内にもハロゲンフリー活動の記載が可能となりますので、環境に配慮した企業イメージの向上に役立つのです。

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